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デザイン、経営などについて今この時代に向けての思いや考えを綴ります。


  • 社会を見てこそデザイナー<内向きと外向きのバランス感>
  • スポーツと企業経営の共通点
  • 「自分ごと」として取り組んでこそ
  • DXもカタチから入ってはいけない
  • あきらめなかった者だけが残るのです
  • チェックすべきは、お客様の帰る時の表情
  • 順番を間違えないこと(カタチよりも中身が先)
  • 感覚の経営ではなく「企業の設計図」が存在しているかが重要
  • アウトサイダー(よそ者)だから気づくこと
  • 「MVV」は経営の一丁目一番地
  • 1日1ミリでいいから前へ「停滞は衰退を意味する」
  • 強いチームの作り方② 〜イエスマンだけでは「伸びしろ」は生まれない〜
  • 強いチームの作り方① 〜理念・ビジョンはチームのもの〜
  • ユーザー目線、経営目線のデザイン
  • 真のデザインは表面的じゃない
  • 理由の追求
  • リーダーシップ理論:リッカートのシステム4
  • 製品ライフサイクル(PLC)
  • 強いチームには理念がある
  • カタチには伸びしろが無い
  • 顧客満足度より、NPS(顧客推奨度)の推奨
  • ウクライナ情勢に学ぶこと
  • 「デザインごっこ」にご注意!
  • 技術やカタチだけでは話にならない
  • 経営者は未来をデザインする
  • 真似は恥?パクリは恥?
  • 経営側近にデザイナーが起用される理由
  • 商売は外を向いてするもの
  • 勝手にお客様が来るとでも
  • 経営者の仕事
  • デザインとは何か
  • 技術やカタチだけでは話にならない

    POSTED ON : 2022-02-17 02:41:48

    経営




    「ワタシはカタチから入るタイプなので...」という声もよく聞きますが、プライベートなことであれば大いにけっこうです。
    私もカッコイイと思う服や財布などの小物を購入しますので(笑)

    ただ、これが商売や営業となると話は別です。
    なぜかというと商売や営業となると、プライベートな自分のための自己完結の話ではなく、対象は報酬をいただく顧客やエンドユーザーだからです。

    昨今、アプリや店舗など優れた技術やカタチを伴って形成されますが、そこにUI(ユーザーインターフェイス)デザインなどのソフト面がちゃんと伴っていなければユーザーの心は離れます。

    「新しいアプリができた」「新しい店舗をオープンした」など、最初はユーザーの心はそちらへ向きます。
    しかし「最初は」です。

    大事なのはユーザーが、もう一度利用したい、来店したいと思わせる...いわばサービス業の肝の部分が大事なのです。

    技術やカタチというハード面、それだけでは単に自己満足の世界です。
    それらのハード面に、何らかのソフト面が伴っていなければなりません。
    前記のUI(ユーザーインターフェイス)デザインやユーザーにどう感じて欲しいのかというテーマやコンセプトが乗っかっていないとダメなのです。

    理由は簡単です。
    技術やカタチというハード面、それ自体には「伸びしろ」が無いからです。
    「伸びしろ」がないと、いつかユーザーに飽きられていきます。
    なぜかというと「伸びしろ」はソフト面でしか出せないからです。

    昔、特に昭和の時代にはハード面だけでも通用していましたが、あらゆるデバイスでさまざまな情報が簡単にビジュアルで取得できる時代にはちゃんとユーザー目線のソフト面が伴っていないと話になりません。

    もし新しく何かを構築する場合には、まずソフト面(テーマやコンセプトやユーザーにどう感じたもらいたいかなど)を決めてからハード面を駆使して、テーマやコンセプトから逸脱していないかの「チェック〜修正」を繰り返しながら構築するのです。
    順番でいうと、まずテーマやコンセプトなどのソフト面からスタートしてからハード面とソフト面を同時進行で構築するのです。

    自己満足と言われない経営目線が重要となります。


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