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デザイン、経営などについて今この時代に向けての思いや考えを綴ります。


  • 社会を見てこそデザイナー<内向きと外向きのバランス感>
  • スポーツと企業経営の共通点
  • 「自分ごと」として取り組んでこそ
  • DXもカタチから入ってはいけない
  • あきらめなかった者だけが残るのです
  • チェックすべきは、お客様の帰る時の表情
  • 順番を間違えないこと(カタチよりも中身が先)
  • 感覚の経営ではなく「企業の設計図」が存在しているかが重要
  • アウトサイダー(よそ者)だから気づくこと
  • 「MVV」は経営の一丁目一番地
  • 1日1ミリでいいから前へ「停滞は衰退を意味する」
  • 強いチームの作り方② 〜イエスマンだけでは「伸びしろ」は生まれない〜
  • 強いチームの作り方① 〜理念・ビジョンはチームのもの〜
  • ユーザー目線、経営目線のデザイン
  • 真のデザインは表面的じゃない
  • 理由の追求
  • リーダーシップ理論:リッカートのシステム4
  • 製品ライフサイクル(PLC)
  • 強いチームには理念がある
  • カタチには伸びしろが無い
  • 顧客満足度より、NPS(顧客推奨度)の推奨
  • ウクライナ情勢に学ぶこと
  • 「デザインごっこ」にご注意!
  • 技術やカタチだけでは話にならない
  • 経営者は未来をデザインする
  • 真似は恥?パクリは恥?
  • 経営側近にデザイナーが起用される理由
  • 商売は外を向いてするもの
  • 勝手にお客様が来るとでも
  • 経営者の仕事
  • デザインとは何か
  • 強いチームの作り方② 〜イエスマンだけでは「伸びしろ」は生まれない〜

    POSTED ON : 2023-05-30 17:12:22

    経営





    チームとして人材を集めることも重要ですが、大事なのは頭数ではなく、どういう人材を集めるかの方が非常に重要なことだと考えます。もちろん、ブレることのない強い理念やビジョン、テーマやコンセプトがあることが大前提です。そして大前提のもとに「伸びしろ」を感じる人材を集めていきます。
    決して「誰でもいいから...」「いてもらうだけでいいから...」などという思考で人を集めたりはしません。大事なのは頭数ではなく「伸びしろ」という可能性を持った人の集まりです。数は時間をかけてもいいからいつか揃えばいいと思うからです。

    人が集まれば数々の議論を交えることになります。しっかりとしたストーリーアジェンダのもとに議論を行います。「決めつけや思い込みはNG」「物事や人の意見は否定しない」「主語は<ユーザー>として行うこと」などといういくつかのルールを決めて、議論が終わったらみんなが理解や認識ができて、みんなのモチベーションが高まることを理想として、それを念頭に置いて進めていきます。

    私も数々のチームを作ってきましたが、意外かもわかりませんが私と思考が逆の人間をあえて何人かチームに入れてきました。思考が同じような人間ばかりよりも、気づかなかった思考や参考になることをお互いが認識することができることもあり、そこから何か新しいものが生まれるような気がしたからです。実際にそのようなケースもありました。

    本来、人は全員同じではなく、見てきた環境や学んできた環境、育ってきた環境は絶対に違うわけで、視野や思考もそうだと考えます。もちろん、自分が一番正しいわけでもなく、いろんなメディアで取り上げられている情報も絶対ではないので、チームとしてはブレない方向性のもとにそれぞれがそれぞれの意見を持ち合って意見を交わすことで新しい何かが生まれればと思います。

    そして、チーム全体が同じ認識として気持ちよく議論が終わることができれば、議論を行う前よりもチームは成長していることと実感できると思います。

    決して「その場しのぎ」や「イエスしか言わないor言えない」という雰囲気の議論の場であってはいけません。
    それではチームの「伸びしろ」は生まれにくいでしょう。

    チーム全員が声を出せる雰囲気でなくてはいけませんし、そういう雰囲気作りもリーダーの仕事です。


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