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デザイン、経営などについて今この時代に向けての思いや考えを綴ります。


  • 社会を見てこそデザイナー<内向きと外向きのバランス感>
  • スポーツと企業経営の共通点
  • 「自分ごと」として取り組んでこそ
  • DXもカタチから入ってはいけない
  • あきらめなかった者だけが残るのです
  • チェックすべきは、お客様の帰る時の表情
  • 順番を間違えないこと(カタチよりも中身が先)
  • 感覚の経営ではなく「企業の設計図」が存在しているかが重要
  • アウトサイダー(よそ者)だから気づくこと
  • 「MVV」は経営の一丁目一番地
  • 1日1ミリでいいから前へ「停滞は衰退を意味する」
  • 強いチームの作り方② 〜イエスマンだけでは「伸びしろ」は生まれない〜
  • 強いチームの作り方① 〜理念・ビジョンはチームのもの〜
  • ユーザー目線、経営目線のデザイン
  • 真のデザインは表面的じゃない
  • 理由の追求
  • リーダーシップ理論:リッカートのシステム4
  • 製品ライフサイクル(PLC)
  • 強いチームには理念がある
  • カタチには伸びしろが無い
  • 顧客満足度より、NPS(顧客推奨度)の推奨
  • ウクライナ情勢に学ぶこと
  • 「デザインごっこ」にご注意!
  • 技術やカタチだけでは話にならない
  • 経営者は未来をデザインする
  • 真似は恥?パクリは恥?
  • 経営側近にデザイナーが起用される理由
  • 商売は外を向いてするもの
  • 勝手にお客様が来るとでも
  • 経営者の仕事
  • デザインとは何か
  • 順番を間違えないこと(カタチよりも中身が先)

    POSTED ON : 2024-01-03 22:24:34

    デザイン





    製品や店舗などカタチのことを「ハード」というなら、戦略やデザイン・企画などは「ソフト」です。
    「ハード」と「ソフト」がうまく噛み合ってこそ、良い方向へ進むことができると考えます。

    「ハード(カタチ)」だけでは、初期の見映えの印象は強くても不変ですので長続きはしません。最初のうちは興味や関心が惹かれやすくても、いつの日か慣れてしまい、日常化となって飽きられてしまい興味も関心も薄れてしまいます。

    だからこそ、「ハード(カタチ)」だけではなく必ず人を動かす何かしらの「ソフト(戦略)」が伴っていなければいけないのです。

    つまり「ハード(カタチ)」だけの表面的なものでは勝負にならないということです。
    人に例えると、いくら見映え(ルックス)が良くても中身が無いのはどうも...というのと同じですよね。

    そして大事なのは順番で、ポリシーや戦略などを考えてからその戦略にマッチする「ハード(カタチ)」を作らなければならないという順番です。それを「ハード(カタチ)」から入ってしまっては、ポリシーや戦略などの「ソフト(中身)」が【こじつけ】になってしまい、せっかくの「ハード(カタチ)」の持つパワーも弱くなってしまいます。

    カタチから入るというのは「いいものを作れば何をしなくても売れる」という昭和の時代の悪い癖かもしれませんが、そうであればそれは今の時代においては考え直さなくてはいけません。

    しっかりとポリシーや戦略、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)などを考えてから設計に入って製品や店舗など「ハード(カタチ)」を作るという順番がベストです。
    ポリシーや戦略やMVVが、あらかじめしっかりしていると関わる人たちの思いや動きの方向性もはっきりしていきます。完成後の「伸びしろ」も考えることができます。
    なにしろ「ハード(カタチ)」をどんどん活かすことも可能になってきます。

    順番といえば、例えば「企画を考えよう」という場合に、すぐにPCの前に向かっていませんか?
    PCは考えてくれる道具ではなく考えるのは人間です。考えたものを表現するために使うのがPCです。
    デザインにおいても、スケッチや落書きをたくさんしてからPCに向かうという順番がデザインの当たり前の世界です。
    しっかりと中身を考えて整えた上で、作業に入るべきです。

    順番を間違えないことで、いろんな可能性を持たせた戦略が立てやすくなります。


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