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デザイン、経営などについて今この時代に向けての思いや考えを綴ります。


  • 社会を見てこそデザイナー<内向きと外向きのバランス感>
  • スポーツと企業経営の共通点
  • 「自分ごと」として取り組んでこそ
  • DXもカタチから入ってはいけない
  • あきらめなかった者だけが残るのです
  • チェックすべきは、お客様の帰る時の表情
  • 順番を間違えないこと(カタチよりも中身が先)
  • 感覚の経営ではなく「企業の設計図」が存在しているかが重要
  • アウトサイダー(よそ者)だから気づくこと
  • 「MVV」は経営の一丁目一番地
  • 1日1ミリでいいから前へ「停滞は衰退を意味する」
  • 強いチームの作り方② 〜イエスマンだけでは「伸びしろ」は生まれない〜
  • 強いチームの作り方① 〜理念・ビジョンはチームのもの〜
  • ユーザー目線、経営目線のデザイン
  • 真のデザインは表面的じゃない
  • 理由の追求
  • リーダーシップ理論:リッカートのシステム4
  • 製品ライフサイクル(PLC)
  • 強いチームには理念がある
  • カタチには伸びしろが無い
  • 顧客満足度より、NPS(顧客推奨度)の推奨
  • ウクライナ情勢に学ぶこと
  • 「デザインごっこ」にご注意!
  • 技術やカタチだけでは話にならない
  • 経営者は未来をデザインする
  • 真似は恥?パクリは恥?
  • 経営側近にデザイナーが起用される理由
  • 商売は外を向いてするもの
  • 勝手にお客様が来るとでも
  • 経営者の仕事
  • デザインとは何か
  • ウクライナ情勢に学ぶこと

    POSTED ON : 2022-03-28 18:37:40

    経営




    ロシアのウクライナ侵略・戦争において、軍の実質的な力は圧倒的にロシアが勝っていましたが実際には首都キエフを落とすことができない状況で、ウクライナでは多くの犠牲者も出ましたがゼレンスキー大統領の戦略が非常に有効だったように思います。

    これまで戦争となると特に欧州では指導者が自らの保身のために亡命したり逃亡したりするケースが多いのですが、ゼレンスキー大統領は国外への避難を周囲から勧められても、自らこの国を守るという信念のもとにどっしりと首都キエフに身を置きました。
    その姿勢がウクライナ国民の心を撃ち、ウクライナ兵の士気の高揚につながっています。
    そのうえ、首都キエフから国際社会へたくさんのメッセージを発信し、日本の国会でも歴史上初めてオンラインで生中継の演説を行いました。

    そして、若干31歳の副首相兼DX担当大臣が非常にいい働きをしています。
    ロシアによるウクライナ侵略の中、アメリカAppleのクックCEOをはじめテスラのイーロン・マスクCEOなどへロシアへの事業停止要請、VisaとMasterCardに対し、ロシアからの完全撤退を要請、そして日本はじめ欧米各国へオンライン演説を企画したことも含め情報戦でロシアを圧倒したと考えられます。

    これらを企業やチームにおいて考えてみると、トップの理念や信念が見えない姿を社員スタッフが感じてしまうと、モチベーションの低下やその場しのぎの姿勢が増えていきます。
    リーダーは、企業を将来どこに向けて進んでいくべきなのかを明確に示すことが必須です。

    そのリーダーの未来に向けての姿勢や気持ちを伝えることがものすごく重要です。
    「黙して語らず」背中を見て覚えろ...は昭和の発想でそれも経験してきましたが、今の時代では通用しません。

    このたびのウクライナ情勢からリーダーのあり方や戦略について学ぶべき点は以下の2点だと考えます。

    ◆ リーダーたるもの、未来に向けて強い理念・信念を持ち、リーダーの姿とともにチーム内に明確に認識させること(内部統括戦略)

    ◆ 企業の理念や活動など「時計の止まっていない企業」として社会へ企業の姿を情報として発信すること(対外部戦略)


    一刻も早く、ロシアの侵略・戦争犯罪を止めることを祈って止みません。


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